昔、大学生の頃、「ゼロの力学」という出版社がありました。本を購入したのですが、懸賞はがきがついていて、何気なく送ってみたら、なんと!「当選したので東京まで景品を取りに来てください。」という手紙が来ました。
東京に赴いたのですが、なんとそこは「法の華三法行」という宗教団体でした!
「研修会」に参加するように脅された自分は、「お金ないですけど。」と伝えました。すると、「ご両親に借りなさい。」と言われ、母の年金の前払い分83万円を納めました。サインするまで監禁されて帰れなかったんです。
研修会は、4泊5日のとても過酷なもので、真冬の2月に、富士市でサバイバル特訓を受けたり、3日間眠らない(眠ると頬を叩かれ起こされる)とか、雪の降る中、冷水に足を漬からされたり、まるで軍隊の様でした。
東京の兄は、そんなものに引っかかった自分にカンカンで、以降口をきいてくれなくなりました。
法の華(ゼロの力学)とは、その後詐欺容疑で検挙され、世間で大問題になったのですが、自分は被害者として訴えませんでした。中には何千万円もだまし取られた人もいて、お気の毒にと思いましたけど。
研修が終わって、百科事典みたいな分厚い経典を10冊くらい持たされたんですけど、京都の下宿に帰ってみんな捨てました。電話とかもかかってきたのですが、断固として入信をお断りしました。
世の中、金の亡者がうようよいますね。その後、オウム真理教事件に続きます。
幸福の科学についても、また今度お話します。幸福の科学も、元ネタの本があるんですよね。。。エルカンターレって何?(笑)