青年時代には、情緒が不安定になったり、過度のストレスから、鬱病になったり、様々な精神疾患にかかりやすい時期です。
もしも、あなたが精神疾患と認定されてしまったら、どうすればいいか?
自分も、京都大学生時代に、精神病認定され、大学を中退した経緯があります。
しかし、その後、社会復帰、結婚、三菱電機にゅうしゃと、なんとか人生を建て直しました。
精神病認定される(された)場合、いくつかの注意点があります。これだけは絶対にしておいてください。
①年金の掛け金は、必ず払っておく(もしくは免除申請をしておく)。
②自動車免許は、しばらく我慢(処方される薬によっては、取得できない事あり)
③大学は、休学すべし(授業料は、休学中免除されます)
まずは、①から。はじめて病院にかかった日(初診日)において、年金の掛け金は、3分の2以上納付(もしくは免除申請)しておかないと、しょうらい、障害が認定された時に、障害者年金を受給することが出来なくなります。
障害者年金は、厚生障害者年金(1級から3級まであり、主に発病時会社員だった方用)と、基礎年金(1級と2級で、発病事学生や無職の人用)に分かれます。
厚生年金ならば、1級2級ならば、なんとか生活できるだけの年金が貰えます。基礎年金ならば、A型作業所(障害者用のアルバイトみたいなもの)に通所できれば、なんとか暮らして行けます。
障害者雇用の正社員も目指せますが(自分は障害者移行施設でビジネス訓練を受けて就職できました)、正社員はかなりハードルが高い(100人応募で採用2、3人くらい)と思ってください。
あと、障害者手帳は、けっこう簡単に取得出来ますので、年金と合わせて申請してください。各種公共機関(公民館のプール、アスレチックジムがタダになったり、美術館、水族館がタダになります。さらに、市によりますが、医療受給者証が発行され、県内の病院通院が、何科であってもタダになる場合があります)。
②について。身体の障害の場合、公共機関交通機関の半額免除があったり、そもそも欠格事項で(視力とか、聴力の障害)取得出来なかったり、かなりグレーゾーンンなのが、精神疾患の「統合失調症」で、警察に登録されるので、自動車免許が、年々取得しずらくなって来てます。薬によっては、自動車運転を禁ずると説明書に書いてある薬もあります。
あと、余談になりますが、「統合失調症」の場合、生命保険にも入れませんので、今掛けている生命保険があれば、絶対に解約しないでください。入院事に保険料が下りるので、お守りがわりに契約しておくと安心です。
もしも、自動車免許が取れなかった場合は、20年ほど待って、老齢寛解(歳を取って、症状が軽くなった状態)してからの取得をオススメします。
③大学は、身体障害なら通学可能ですが、精神なら、まず休学して療養です。自分の場合、発病当初、薬を一日に40錠近く投与されてました。会社員の場合、休職期間が3ヶ月を越えると、解雇される危険がありますが、それでも休職をお勧めします。健常者の頃にはなんともなかった仕事量でも、障害をおってしまうと、その半分も能力を発揮できない事が多いです。
障害者の結婚については、また後日書きます。障害者でも、(人によっては)結婚可能です。